HotForex(ホットフォレックス)は安全な海外業者か?ライセンスと信頼性を徹底解剖!
海外で絶大な支持を誇って、顧客数は150万人を超えるFXブローカーのHotForex。2015年には日本でのサービスを開始して徐々に日本のFXトレーダーの間でも人気が出てきています。
ですが、そんなHotForexに対して
- 信頼できる海外FX業者なの?
- ライセンスは持っているの?
- ストップ狩りや呑み行為は大丈夫?
といった安全性や信頼性に疑問を持っている人は多少なりともいると思います。
そこで、この記事ではHotForexの信頼性について、ありとあらゆる面から検証してまとめています。HotForexでのトレードを考えている人はぜひ参考にしてください。
HotForexの基本情報
HotForexの基本情報をまとめると以下の通り⇩
会社名 | HF Makets(SV)Ltd |
---|---|
本社拠点 | セントビンセント・グラナディーン |
金融ライセンス | SVG FSA(セントビンセント・グラナディーン金融庁) |
創業開始 | 2010年 |
日本向けサービス開始 | 2015年 |
取引方式 | NDD方式 |
取り扱い金融商品 | 為替、株式、株価指数、金属・エネルギー、コモディティ、仮想通貨、債券 |
HotForexの信頼性が評価されてるわけ
ライセンスを7つ取得
HotForexは全世界的にサービスを展開している会社で、運営している地域ごとに子会社を設けています。
グループ会社全体としては、金融ライセンスを7つ所持しておりサービス展開をする上での最低ラインはしっかりとクリアしています。
HotForexの7つの金融ライセンス⇩
法人名 | 金融ライセンス |
---|---|
HF Makets (SV)Ltd |
セントビンセント・グラナディーン金融庁(FSA) |
HF Makets (UK)Ltd | イギリス金融行動庁(FCA) |
HF Makets SA(PTY)Ltd | 南アフリカ金融サービス委員会(PTY) |
HF Makets (EUROPE)Ltd | キプロス証券取引委員会(CySEC) |
HF Makets (DIFC)Ltd | ドバイ金融サービス機構(DFSA) |
HF Makets Ltd | モーリシャス共和国金融サービス委員会(FSC) |
HF Makets (Seychelles)Ltd | セーシェル金融庁(FSA) |
日本向けサービスは「HF Makets(SV)Ltd」が運営しています。
海外FXブローカーの中には金融ライセンスを所持していないのに、サービス運営を行っている悪質な業者もいますが、HotForexの場合その点は一切問題ないですね。
しかも、イギリスやドバイの金融ライセンスの取得は世界的に厳しいことで有名なので、グループ会社全体でライセンスの信憑性は十分あると言えますね。
海外のFXブローカーまとめサイトで高評価
海外にはFXブローカーを評価して比較する「FPA(Forex Peace Army)」という大手口コミサイトがあります。
ここでは各ブローカーが5点満点でユーザーから評価されていて、HotForexは3.799点という高得点の評価を得ています。
ちなみに他のブローカーの評価は以下の通りでした⇩
Axiory(https://axiory.com) | 3.506 |
---|---|
TitanFX(https://titanfx.com) | 3.286 |
XM(https://xmtrading.com) | 3.13 |
FBS(https://fbs.com) | 2.698 |
iforex(https://iforex.com) | 2.192 |
これを見てもわかる通り、HotForexは他の海外ブローカーと比較をしても高い評価を得ているのです。
なんなら、日本で一番人気のXMは海外トレーダーの視点からだとそこまで良い評価とは言えないですね。
日本という狭い範囲ではなく、世界中にいる投資家たちの口コミなので結構信頼性のある評価だと思います。良かったらこのサイトもチェックしてみるといいかもしれません。
「WORLD FINANCE 100」の受賞歴
HotForexは今まで金融ブローカーとして数多くの賞を受賞してきました。全てを合わせるとその数は30以上にもなるほどです。
その中でも特に目立つ賞が「WORLD FINANCE 100」です。
「WORLD FINANCE 100」とは
国際的なつながりの中で重要な役割を果たし、その年の世界経済に貢献した個人や企業トップ100に贈られる賞のことです。
簡単に言えば、世界の経済界を牽引した上位100社が受賞するものです。
他の企業だと、「アップル」や「Amazon」、「Google」「IBM」などの誰もが知ってるような有名どころが名を連ねています。
当たり前ですが、この賞は簡単に得られるものではないので、HotForexの信頼性が高いことを裏付けているとも言えるでしょう。
出金拒否は一切ない
出金拒否の可能性について気になる人もいるでしょう。
結論から言いますと、HotForexにおいて出金拒否はありません。出金すること自体は問題なくできます。
もはや、出金を拒否されるという噂すら聞かないので、安心して大丈夫だと思います。
ただし、HotForexには少しルールがあって入金経路と出金経路を同じにしないといけません。
どういうことかと言うと、
例えばクレジットカードで10万円分入金したら、出金する時は10万円まではクレジットカードでしか出金できません。もしビットウォレットで出金しようと思ってもできないので注意してください。
少し面倒に感じると思いますが、マネーロンダリングを防ぐための施策なので仕方ないです。ちなみに、利益が出て入金額を超えたら、その分はビットウォレットでも出金できるようになります。
このようなルールがあるので、入出金の方法はどれか一つに絞るといいかもしれませんね。
NDD方式だからストップ狩りもノミ行為も無い
HotForexの取引方法はNDD方式を採用しています。
NDD方式とは
顧客とインターバンクが直接つながる方式なので、間にFXブローカーが入ることがありません。
そのため、ブローカー側が顧客の注文を呑む行為だったり、レート操作をしてストップ狩りをするということが無く、クリーンで透明性が高い取引方式だと言われています。
HotForexはこのような透明性の高い方法を用いているため、ストップ狩りなどの余計な心配をする必要が無く、トレードに集中することができます。
業者に介入されたくないという人はNDD方式のHotForexはかなりおすすめのブローカーだと思います。
日本語サポートが充実
HotForexは日本人サービスを開始するのがそれほど早かったわけではないので、「日本語サポートは乏しいんじゃないか?」と思うかもしれませんが、結論から言うと問題ありません。
HotForexのカスタマーサポートは
- メール対応
- 無料電話対応
の2種類での対応をしています。
メールだけでなく無料の電話応対もしている海外ブローカーはなかなか無いと思います。もちろん日本語での対応ですよ。
ただ一つ注意すべき点は日本語対応は24時間ではないことですかね。
日本語サポートの受付時間は、平日営業日の15時半から23時まで(日本時間)となっているので、何か尋ねたい時はこの時間に問い合わせるようにしましょう。
HotForexの信頼性におけるデメリット
完全な信託保全ではない
HotForexは顧客資金は別にして会社を運営していますが、完全信託保全ではありません。
信託保全とは
顧客の資金を信託銀行に預けて、会社の運営資金とは別のところで管理することです。
この場合もしも、サービス運営元の会社が経営破綻しても信託銀行に保全していれば、その分の顧客の資金は全額返ってくるというシステムです。
しかし、HotForexではこのような信託保全は行っていません。
なお、HotForex側の過失によって顧客や第三者に損害を被った場合は500万ユーロを上限とする民事賠償保険が適応される仕組みを採用しています。
ちなみに、500万ユーロというのは約6億円くらいでして大きな額のように感じますが、これは一人あたりというわけではなく顧客全体に適応される金額となっています。そのため、多数の顧客数を誇るHotForexにおいては少し足りない印象です。
絶対に問題を起こさないというHotForex側の自信の表れなのかもしれませんが、利用者側としては早く完全信託保全を導入してほしいなという思いですね。
結論
HotForexの信頼性や安全性についてまとめると、総合的にはかなり評判は良くて信頼できる業者なのかなと思いました。
あと1点だけ、信託保全制度を整えてくれればもう後は言うことが無いくらいです。
他の海外FXブローカーと比較してもポイントの高い点が多い印象なので、海外FXを考えている方はぜひHotForexを試してみてもいいと思います。